初めて見るヨルダン川、当時はきれいだったと思われますが、何とも濁っていて昔の面影はみじんもありません。とてもがっかりしました。もっときれいな清流のような川を連想していました。ところが、現実は厳しい。こんな汚い水ではとても洗礼を受ける気にはならないでしょう。しかし、イスラエル側には対岸ですが、それなりのきれいなところがあったように記憶します。ここは、ヨルダン川なのでそのままあまり、手を入れていないのでそうなっているのかも知れないと思いました。
対岸のイスラエル側でも多くの観光者がぞろぞろと川に下って来るのを見ました。場所によってはきれいなところがきっとあるかも知れないと淡い期待をもって眺めていました。沢山の写真を撮りましたが数が多いので代表的なものだけをここに収録しました。
エリコへ
イエス様が洗礼をお受けになったといわれる所の直ぐそばに建てられた教会はベサニー・ビヨンド・ザ・ジョーダンと呼ばれています。(ヨハネによる福音書1章28)に「このことがあったのは、ヨルダンの向こう岸のベタニヤであって、ヨハネはそこで授けていた」という記事によります。
この教会については、2000年3月にローマ法王がヨルダンを訪れた際にこの教会の落成式がおこなわれました。
ウイキペディアによりますと、クムラン洞窟で発見された「死海文書に
ついて以下のように説明しています。
死海文書(しかいぶんしょ、しかいもんじょ)、または死海写本(しかいしゃほん)は、1947年から1956年にかけて、イスラエルの死海北西の要塞都市クムラン[1]の近くの11箇所の洞窟で発見された、ヘブライ語聖書の断片を含む約850巻の写本の集まりである。
文書は、ヘブライ語のほかにアラム語・ギリシア語で、紀元前2世紀から紀元後1世紀の間に書かれている。この時代に書かれたものとしては事実上唯一のユダヤ教聖書の文書であり、聖書本文の内容が写本を通して劣化されることなく比較的正確に伝えられてきた歴史を証明するものとして、貴重な資料であるとみなされる。
世界最古の町、エリコに行く途中、時間があったので、クムラン洞窟に立ち寄りました。