メジロを飼いたいと思っても、実際には小鳥屋では売っていませんし、通常自分で捕まえることもできません。幸い、私の場合は、長年メジロを飼っていて、昔から、実際にご自分で捕まえる手段を持っている方と知り合いでしたので、その方の持っていた、伝統的なメジロの落しかごをお借りして、それと全く同じ物を作りました。二日かかりました。それに、私なりの工夫を加えて上記のような、「落しかご」を作りました。たまたま、保育園の一泊キャンプをしたところにメジロが沢山いましたので、その施設の方の許可を得て、その前に横浜市の捕獲許可を得て、そこに落としかごを仕掛けて捕まえました。その時にはおとりなども使いませんでした。通常は落しかごを使う場合にはおとりのかごの上に落としかごを仕掛けます。
一般的には落しかごを使う場合、その場から近くに待機して、落しかごに入るのをじっと待つ訳です。私が考案したものは、夕方仕掛けて、次の日の昼ごろまで、そのまま仕掛けておきます。猫とかからすに取られないように、工夫がしてありますので、大丈夫です。そういう訳で、あまり時間的なロスをなくして捕まえるのですから、時間的な負担がそれほどありません。ということで、本当に飼いたい方のお手伝いができるかも知れません。ご相談に応じます。ただし、あまり遠くの方では難しいかも知れません。取りにくることのできる範囲の方々に限定されるでしょう。
まず、横浜市の場合、緑政局に捕獲許可書を申請します。許可は約1ヶ月の期間内に捕獲しなければなりません。もし、その期間内に捕獲できなければ、再度申請をやり直します。昔からメジロを捕らえるための「落とし籠」というものがあって、申請する場合に、その方法も問われます。たまたま、私の場合は、昔からメジロを飼っていた知り合いの方からその落とし籠を借りて同じよう
なものを自分で作りました。捕獲できる期間は8月から3月までです。 4から7月までは、繁殖期なので、捕獲できません。
この落とし籠は伝統的なものと違います。私の考案です。
通常メジロは季節によって移動します。2月から3月にかけて、庭に餌台を作ってみかんなどを置いておきますと、つがいでやってきて、よく食べたりもします。それは本当に可愛いものです。からだはうぐいすにそっくりですが、目のふちが白いので、メジロと呼ばれるようになったと思われます。すずめよりも小さくて、動きが早いのが特徴です。梅の季節には花の蜜を吸いにきます。私の場合、ある場所によく集まってくるのを目撃して、そこに落しかごを置くようにしました。おとりがいた方が集まりやすいと考えられて昔から落しかごで捕らえてきました。伝統的な落しかごの場合、他の大きなむくどりとか、ひよどりが来て、そのかごの中に入っているみかんなどを突付こうとしますと、落しかごのふたが閉まってしまうケースが多いようです。