メジロを飼いたいけど、自分で捕まえることもできないし、他に飼っている知り合いもいないという方々のために、私はボランティア精神で、お手伝いしたいと思います。しかし、現実にはかなり忙しい生活をしておりますので、もし、仲間ができたら、その方々と一緒に何かできないか、と考えています。伝統的なメジロを捕まえる落しかごを地元の方から借りてみようみまねで作りました。しかし、これですと、捕まえる間、監視して見ていないと、他の大きな鳥が来て触りますと、蓋が閉まってしまう確立が高いのです。そこで、私なりに考えてもっと便利なものを作りました。ある人からは特許を取ったらとすすめられましたがそこまでは考えていません。欲しい方には貸し出しもしてもいいと考えています。器用な人なら、自分でも作ることができます。私の場合、何か作るのが大好きなので、作ることによって、ストレス解消にもなります。
ピアノに合わせてさえずります。CDに吹き込まれた軽いピアノの曲に合わせてしきりに歌うのには感心しました。音の大きさに合わせて歌い、のりまくるのには最初驚きました。オスが歌います。メスは小さな声で鳴きますが、鳴くのオスだけです。昔から、地方によっては「メジロの鳴き合わせ」ということで、競った名残が今日も残っているようです。現在は法律によって、65才以上で、一家庭一羽しか飼えない規則になっていますので、昔のように鳴き合わせが行われることはなくなったようです。現実には飼いたくても、小鳥屋さんで売っていませんので、手に入れることはほとんど不可能です。そこで、私は必要としている方のために、捕獲してあげることを考えています。
底に新聞紙をかなり厚くして敷きます。糞でかなり汚れますので、二日に一回か三日に一回取り替えてあげます。水浴びが大好きなので、水も入れ替えて上げる必要があります。不潔にするといろいろな病気になったりしますので注意してください。なんと言っても野鳥ですから、人には慣れません。その点、シジュウカラとか、文鳥とは違います。遠くから眺めて鑑賞すべきものと思います。あまりストレスを与えないことが大切です。ストレスが強すぎますと、餌を食べなくなることもあります。気をつけなくてはならないことは、水を替えたりする場合、籠から逃げ出すことがあるということです。一つの方法はもう一つ籠を用意して、二つを向き合わせにしてもう一方に移しておいてから、掃除をしたり、水を替えることです。これだと逃げ出す心配もなく、安全です。また、必ず、部屋を締め切りにしておいて、移すことです。万が一逃げ出してしまった時には、大きな虫取り網などを用意しておいて捕まえることです。これまで、何度も逃げ出された経験がありますので、細心の注意が必要です。
餌はお猪口にやや一杯になるぐらい与えますが、夏場は早く腐る場合がありますので、注意しなければなりません。やや少なめに与えて、食べ具合を見ながら、くさらない程度に何回かに分けてあげるのも一つの方法です。魚と違って、餌を食べない時間が長くなりますと小鳥の場合は死にます。たとえば、うなぎの場合ですと、300gくらいのものですと、何も食べなくても2年間くらい生きています。これは本当に不思議です。神がそのように造られたのです。小鳥の場合はそうはいきません。様子を見ながら、残さずたべられるように、配慮することが必要です。
小鳥屋さんにメジロかごとしておいています。大きさは縦30cm×横16cm×高さ20cmくらいが標準です。値段は2,600〜4,200と幅があります。それに餌を入れるお猪口のような器、水浴び用の器が必要です。メジロは水浴びが大好きなのです。餌はメジロ用のものが市販されていますが、それは粉で、これをみかんジュースで柔らかに溶いてやりますと、非常によく食べます。みかんを半分に切って、籠の上において置きますと、きれいに食べます。
メジロ籠
めじろを飼いたい方へ
注意すること